セオデン王の一人息子でマーク第二軍団軍団長。エオメル、エオウィンの従兄にあたる。勇敢な人物で、エオメルとは強い友情で結ばれていたという。
サルマンがローハンの脅威となったことが次第に明らかになると、セオドレドは自らの判断で軍の総指揮権を引き受け、エドラスで召集した軍勢で西谷の軍備を強化、西マークを受け持つ第二軍団と合わせて、サルマンの侵攻に対する備えとした。
サルマンがローハンの西境であるアイゼンの浅瀬を奪う構えを見せると、西谷のグリムボルドらを率いて防戦したが、執拗な攻撃を受けてセオドレドは切り倒された。
その後彼らの軍勢は、エドラス召集兵の指揮権を持つエルフヘルムの援軍に救われたが、セオドレドは「ここにわたしを寝かせておいてくれ。エオメルが来るまで浅瀬を確保するために」と言い残してこと事切れた。
その言葉通り、アイゼンの浅瀬の中ノ島にグリムボルドの手で、簡易にではあるがセオドレドの塚が作られた。
映画では戦死してしまったシーンしかないが、役割的にはエオメルに匹敵する実力がありそうで、指輪戦争時のセオデンよりも実力は上だと思われる。
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