51位 バルログ -ロードオブザリング強さランキング-

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ロードオブザリング
映画ロードオブザリングより引用

上古の世に冥王モルゴス(メルコール)に仕えた、堕落したマイアール。

 

かれらの心は火でできているが、まとうものは暗黒であり、恐怖がかれらの露払いをした。そしてかれらは、炎の鞭を持っていた。

 

バルログはモルゴスの強力な召使いであり、第一紀では数々の戦いにおいて猛威を発揮した。

 

ランモスでウンゴリアントの糸に絡め取られたモルゴスを救出し、ダゴール=ヌイン=ギリアスにおいてはフェアノールを殺害した。

 

ダゴール・ブラゴルラハおよびニアナイス・アルノイディアドにおいては、龍と共にモルゴス軍の主力部隊の先鋒をなし、常にエルフの守りを打ち破っている。

 

最終的には怒りの戦いでそのほとんどが滅ぼされたが、その生き残りがロードオブザリングにおいてモリアで旅の仲間を襲ったドゥリンの禍である。

 

第三紀1980年、余りにもモリアを深く掘り進めていたドワーフによって、このバルログが解き放たれてしまう。

 

その際モリアの王ドゥリン六世が殺された為、このバルログはドゥリンの禍と呼ばれるようになった。ドゥリンの禍は、翌年1981にはドゥリン六世の後継であるナイン一世をも殺し、生き残ったドワーフ達はモリアから逃れる。

 

以後、ドゥリンの禍はモリアの深層に潜み続け、やってきたオークやトロルを恐怖によって支配した。

 

第三紀3019年に指輪の仲間がモリアを通過しようとした時、ドゥリンの禍は深層から姿を現し、ガンダルフと対峙した。

 

ドゥリンの橋で対面した両者は諸共に奈落へと落ちたが、そのまま地の底から無限階段を通ってケレブディルの頂に至るまで戦い続け、とうとう白昼の青空の下、ドゥリンの禍は山腹から投げ落とされて滅ぼされた

 

映画公開時、ガンダルフと激闘を繰り広げたバルログの迫力、強さは多くの観客にインパクトを与えた。




 

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