イシルドゥアとアナーリオンの父。アラゴルン二世の祖先にあたる。
ヌーメノールの没落を逃れた忠実なる者達の指導者であり、かれらが中つ国に築いた亡国の民の王国の初代上級王。
彼自身は北方王国アルノールを統治し、南方王国ゴンドールの統治は二人の息子たちに委ねた。
最後の同盟の戦いではナルシルを手にギルガラドと共闘してサウロンを倒すが、自らも戦死した。エレンディルの体の下でナルシルは二つに折れた。イシルドゥアは父の剣の柄本に残った刃でサウロンの指を切り取り、一つの指輪を手にした。
この時代のサウロンは指輪王時代であり、指輪を失っていた第三紀サウロンより遥かに強かった。
そんなサウロン相手にギルガラドと二人で相討ちに持ち込めるというのは相当の実力の持ち主であろうと推測できる。
|
コメント