第一紀のドワーフの王国、ベレグオストのドワーフの王。
かつてドワーフ道でオークに襲われたところをマイズロスに救出されたことがあり、その謝礼として彼に龍の兜を贈った。
その縁でエルフとも親交が深く、共にモルゴスの軍勢と戦った。
ニアナイス・アルノイディアドでは自分の民のドワーフを率い、マイズロスの味方として参戦した。
アザガール自身はグラウルングに殺されたが、今際の際にグラウルングの腹に短剣を突き刺して撃退した。
生き残ったベレグオストのドワーフたちは、残りの敵に一顧だにせず、葬列の歌を歌いながらアザガールの遺体をゆっくりと運んでいったが、誰もそれを邪魔するものはいなかったという。
負けたとはいえ、竜の祖であるグラウルング相手に一撃を与えて撃退させるというのはかなりの実力であることが伺える。
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