上古にモルゴスに仕えたバルログ達の長。黒い鉞を武器とした。
ゴスモグを首領としたバルログ達はウトゥムノ時代よりメルコール(モルゴス)の主要な召使であった。
力の戦いで敗れたメルコールがマンドスの砦で捕囚となっている間、彼らはサウロンと共にアングバンドの廃墟に隠れ潜んでいた。
モルゴスと呼ばれるようになった主人が戻ってくると、バルログ達はランモスでウンゴリアントの糸にかかった彼を救出し、再びその召使として働くようになる。
ダゴール=ヌイン=ギリアスにおいては、敵を追って一人突出したフェアノールを包囲し、自ら彼を打ち倒した。
ニアナイス・アルノイディアドではフィンゴンとトゥアゴンの軍勢への攻撃を指揮し、フィンゴンが別のバルログに火の紐で捕らえられた隙をついて黒い鉞で彼の兜を割り、フィンゴンを殺した。
しかし最後にはゴンドリンに滅亡をもたらした戦いにおいて、ゴスモグは王宮の広場でエクセリオンと相討ちになって倒された。
集団戦とはいえウンゴリアントを追い払い、フェアノール、フィンゴンを倒すというモルゴス軍の中でも第一功と言えるほどの活躍。
正直モルゴス軍ナンバー2であった副官サウロンよりも活躍しまくっている印象・・・(第一紀のサウロンは物語上では影が薄かったとも言える)
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