2020-09

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ロードオブザリング

第一紀 エアレンディルの航海と怒りの戦い -ロードオブザリング全史-

534年 トゥオルとイドリルが西方へと航海して去った後もエアレンディルはシリオンの港に留まったが、その後を追いたいという望みを強く抱くようになった。さらに彼はアマンに到達してヴァラールに対し、中つ国のエルフと人間に対する助力と憐れみを請うという目的をも達成したいと願う。そこでエアレンディルはキーアダンの助けを借りてニンブレシルの樺からヴィンギロトという船を作り、三人の水夫(ファラサール、エレルロント、アイランディア)と共に西方への航海に出発する。
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第一紀 ゴンドリンの陥落 -ロードオブザリング全史-

507年 エルウィングを含むドリアスの生存者はシルマリルを持って逃れ、シリオンの港に辿り着く。509年 採鉱の仕事のためゴンドリンの外に出ていたマイグリンは、オークに捕らえられてアングバンドに連行された。モルゴスに脅迫されたマイグリンは、イドリルへの恋慕とトゥオルへの憎しみのため、それまで敵には位置が知られていなかったゴンドリンの秘密をモルゴスに話してしまう。
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第一紀 ドリアスの滅亡 -ロードオブザリング全史-

500年 トゥーリン・トゥランバールは死んだが、モルゴスのハドルの族に対する悪意はまだ満足していなかった。フーリンの妻は気狂いとなって荒野を彷徨い、息子と娘は非業の死を遂げたにも関わらず、彼はまだフーリンに敵意ある仕打ちをしようと考えていた。フーリンは不幸な運命にあった。彼はモルゴスの呪いの成果を、かの暗黒の王の歪んだ眼と耳を通じて、まざまざと見せつけられたからである。
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第一紀 トゥーリン・トゥランバールの最期 -ロードオブザリング全史-

496年 トゥーリンはドル=ローミンまで休むことなく歩き続けた。今やドル=ローミンは東夷の支配下にあり、彼は用心深く、頭巾を深くかぶり歩いた。そして目指すフーリンの館についに辿り着いた。だがモルウェンは既に去り、今や東夷のブロッダがその屋敷を略奪した後で、そこは廃屋となって人っ子一人いなかった。ブロッダの屋敷はフーリンの屋敷の直ぐ側に立っており、かれはそこへ赴き一夜の宿を借りた。
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第一紀 ナルゴスロンドの陥落 -ロードオブザリング全史-

490年 グウィンドールは自失した状態のトゥーリンを導くと、その場を離れ、彼を守って案内を務めた。二人は長い道の果て、エイセル・イヴリンの泉に到着した。ここでグウィンドールはトゥーリンにこの水を飲むことを勧めた。何故ならばイヴリンの泉にはウルモの力が宿っていたからである。その水を飲んだトゥーリンは正気を取り戻すと同時に、涙をはらはらと流した。ここで彼は亡きベレグに捧げる歌を作って歌った。
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第一紀 トゥーリンのガウアワイス時代 -ロードオブザリング全史-

485年 トゥーリンとベレグがいなくなったことでドリアス周辺のオークの活動が活発化し、アナハの山道からは新手のオークが来る。485年 トゥーリンは無法者の非道な行為を見て見ぬふりをする時、憐憫の情や羞恥心から怒りの感情が頭をもたげた。そんな折、散歩に出ていたトゥーリンはたまたま森の民の若い娘を襲おうとしていた首領フォルウェグを斬り捨ててしまう。そこを無法者の一員アンドローグに見られてしまうが、彼の命は助けた。
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第一紀 トゥーリンのドリアス時代 -ロードオブザリング全史-

472年 モルゴスは逃したトゥアゴンを滅ぼしたいと願う。トゥアゴンはフィンゴルフィン王家の者であり、フィンゴン亡き今は、彼が全ノルドールの上級王になったからである。そこでモルゴスはニアナイス・アルノイディアドで捉えたフーリンを前に連れてこさせた。彼がトゥアゴンと親しいことを間者を通じて知っていたからである。最初モルゴスはその凝視によって彼を威圧しようと試みたが、彼はこれに屈せず、むしろ反抗してみせた。
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第一紀 マイズロス連合とニアナイス・アルノイディアド -ロードオブザリング全史-

468年 マイズロス連合の結成。ベレンとルーシエンの功業に勇気づけられたマイズロスはモルゴスが必ずしも難攻不落ではないことを知って希望を取り直す。そこでマイズロスの連合と呼ばれる提唱を行い、モルゴスに敵対するすべての勢力を糾合してアングバンド攻略の連合軍を形成しようとした。フェアノールの息子たちと上級王フィンゴンを筆頭に、エルダール諸侯に仕えるエダインおよび東夷の諸族、青の山脈のドワーフがこれに参加した。
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第一紀 シルマリルの奪還 -ロードオブザリング全史-

466年 ベレンはルーシエンを探索行に同道させるわけにはいかないと考え、一人アンファウグリスまでやってきて別離の歌を歌う。しかしフアンは再びルーシエンを背に乗せて彼に追いつく。この時フアンは二度目となる言葉を発し、もはやベレンとルーシエンの運命は一つであり、二人で共に難題に向かうべきであるとベレンに助言。
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第一紀 ベレンとルーシエンの出会い -ロードオブザリング全史-

460年 ゴルリムがサウロンの罠にはまり、ドルソニオンの無宿者たちがベレンを除いて全滅する(バラヒア、バラグンド、ベレグンド殺害)ゴルリムはドルソニオンの無宿者たちの一人。ダゴール・ブラゴルラハの後、彼が国境近くの戦いから戻ると家は荒らされ、妻のエイリネルの姿はなく生死も判らなかった。彼は妻を愛しており、エイリネルがまだ生きているのではないかという思いに囚われ、時折密かにかつての我が家を訪ねていた。
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