ロードオブザリング世界で最強の人間を考える

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ロードオブザリング
映画ロードオブザリングより引用

ロードオブザリング世界での最強候補を種族ごとに見ていきます。

まずは最強の人間を考えてみましょう。

 

映画でも出てきた指輪戦争の頃はやはりアラゴルン2世やボロミア、エオメルなど候補に挙がるでしょう。

アラゴルンは小艦隊を率いてウンバールを奇襲してわずかな被害と引き換えに敵の船の大半を燃やし、自らも波止場の戦いで港の大将を倒す大戦果を挙げたり、映画だけの描写ですがナズグル5体を追い払うなど驚異的な活躍をしています。

ボロミアもゴンドールだけではなくローハンにまで名が届く勇猛な武将として知られた、剛勇の人物。

 

ボロミアはゴンドール11代目の執政ボロミア1世から名前が取られています。ボロミア1世も心身ともに強固な人物で魔王ですら彼のことを恐れたと言いますから、時代が同じだったらどちらが強いのか気になりますね。

エオメルはペレンノール野の戦いでは敵軍の前線を潰滅させ、ハラドリムの軍勢を二分して通り過ぎ、騎兵を敗走させ歩兵を全滅させるなどすさまじい戦いぶりを示しました。

またエオウィンもアングマールの魔王を倒しており、かなりの実力であることがわかります。

 

ホビットの冒険に出てくるビヨルンは五軍の合戦で一人で戦況を一変させるほどの活躍をしました。彼はいつでも自由に毛皮を取り替えることで、大熊の姿になることができました。

人の姿でいる時も十分に恐ろしいが、熊になるとその恐ろしさは比べ物にならないといいます。

 

少し時代を遡るとローハンの9代目の槌手王ヘルムも強い。

大きな角笛を一吹きしては単身で砦から出撃し、敵を素手で殺しまくったという豪快な人物でヘルム峡谷は彼の名から取られました。

 

ゴンドール33代目の王エアルヌアは武芸にのみ喜びを見出す性格で、武芸に関してはゴンドールに並び立つ者がいないとまで言われた人物。

単身でアングマールの魔王に挑みますが、敵の罠にかかり、ミナス・モルグルで責め苛まれて死んだと言われています。

 

ギルガラドと共闘して指輪王時代のサウロンを倒したエレンディルも最強候補の一人。

エレンディルが倒した時のサウロンは指輪王時代であり、指輪を失っていた第三紀サウロンより遥かに強かったです。

 

第二紀ではヌーメノール25代目にして最後の王である黄金王アルファラゾーンも強そうです。

サウロンを撃破するために出撃し、ウンバールの港を埋め尽くしたアル=ファラゾーンの大艦隊は、あまりの強大さに、サウロンは武力で抗う望みがないことを悟り、戦わずして降伏しました。

ヌーメノール人は強靭な肉体や優れた技能を持っており、アラゴルンの先祖にもあたります。

そんなヌーメノールの大艦隊を指揮するほどの人物ですから相当の実力でしょう。

 

第一紀まで遡るとさらにとんでもないエピソードが出てくる人間がたくさんいます。

モルゴスからシルマリルを取り戻した英雄ベレンはシルマリルを狙ってきたフェアノールの息子、ケレゴルムとカランシアと戦い勝利しています。

中つ国で先にも後にも彼以上の武功を挙げた人間はいないでしょう。

 

トゥーリン・トゥランバールは竜の祖グラウルングを打ち倒したドラゴンバスターとして有名。

しかし父のフーリンにかけられた呪いの影響で行く先々で多くの人々を不幸に巻き込むという悲劇的な人物として描かれています。

ダゴール・ダゴラスという世界の終末の戦いでは、彼の剣グアサングで復活したモルゴスに止めを刺し、一族の復讐が遂げられることが予言されています。

 

トゥーリンの父、フーリン・サリオンはモルゴスですら覆し得ないほどの強固な意志の持ち主でした。

ニアナイス・アルノイディアドでは撤退するトゥアゴンの部隊の最後衛を守り、実に70体ものトロルを打ち倒しています。

 

フーリンの弟フオルの息子、トゥオルはゴンドリン包囲戦においてバルログを5体切り倒して包囲を破り脱出路を開く活躍ぶり。

ガンダルフが1対1でも死闘を繰り広げたあのバルログを5体も倒すとは・・・。人間の強さの極致ではないかと思います。

私はトゥオルが最強かなと思いますが、皆様はどのようにお考えでしょうか。

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