第一紀の英雄、航海王エアレンディルとエルウィングの息子でエルロスの兄弟。ケレボルンとガラドリエルの娘ケレブリアンと結婚し、エルラダン、エルロヒア、アルウェンの父となる。
北方王国滅亡後はその王家の遺児を代々養育しており、アラゴルン二世の養父にもあたる。半エルフとして知られ、上古から続く中つ国の歴史を究めた伝承の大家である。
また医術の大家でもあり、その癒やしの技は「癒やしの手」を持つアラゴルンを凌ぐ。
エルフの三つの指輪の内、最大の力を持つ風の指輪ヴィルヤの守護者でもあった。
力の指輪を巡る戦いでエレギオンが荒廃すると、エルロンドはエレギオンの残党を率いて裂け谷を造り、サウロンがエリアドールを席巻している間それに抵抗し続けた。
サウロンがエリアドールから駆逐されると、エルロンドはギル=ガラドよりエリアドールの副摂政に任じられ、風の指輪ヴィルヤを託される。
最後の同盟の戦いではギル=ガラドの伝令使を務め、オロドルイン山腹で行われた最後の戦いでギル=ガラドとエレンディルが倒れ、サウロンもまた打ち倒されるのを目撃した。
第三紀では助言者のような立場になるが、映画ホビットの決戦のゆくえではサルマンとともに、ドル・グルドゥアにいたガンダルフとガラドリエルの救援に現れ、ナズグルと戦っている。
第一紀の英雄の息子であり、第二紀は指輪王時代のサウロンに抗い続け、最後の同盟の戦いにも参戦。
第三紀でもナズグルと互角以上に戦うなど、かなりの実力者だと思われる。
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