MTG 指輪物語:中つ国の伝承 全カード解説14(0253-0271)

スポンサーリンク
ロードオブザリング

トレーディングカードゲームの元祖であるマジックザギャザリング(以下MTG)で指輪物語とのコラボシリーズである「指輪物語:中つ国の伝承」が発売されます。

そこで今回公式HPで公開されているイメージギャラリーから各カードが原作や映画のどの場面をモチーフにしているかの解説記事を書こうと思います。

カード画像は全て以下URLの日本語版公式ページから引用させていただきます。

『指輪物語:中つ国の伝承™』カードイメージギャラリー

 

No0253 バラド=ドゥール

モルドールにある冥王サウロンの大城砦。

モルドールを中つ国の拠点に選んだサウロンによって、第二紀1000年頃より築城が開始され、一つの指輪が鍛造された1600年頃に完成。

バラド=ドゥールの土台は一つの指輪の力によって築かれていたため、一つの指輪が破壊されてサウロンの力が失われると、バラド=ドゥールの土台に込められた力も消滅して、完全に崩壊しました。

 

No0254 城塞の大広間

ミナス・ティリスの最上層である第七層の城塞に聳える白の塔。

白の塔の下に付属した館にある、ゴンドール王の玉座と執政の椅子が置かれた大広間が描かれています。

 

No0255 灰色港

西の端、リンドンのルーン湾にあるエルフの港。領主はキーアダンで第二紀以降、リンドンのエルフの国の中心的都市となり、第三紀には、アングマールと戦うエルフの拠点となりました。

この港からは、中つ国を去るエルフが多く船出していき、まっすぐの道を通ってアマンへ去っていき、指輪所持者であるフロドとビルボ、さらに三つの指輪の守護者であるガンダルフとエルロンドとガラドリエルもこの港から船出して中つ国を去り、アマンへ渡りました。

 

No0256 ミナス・ティリス

ゴンドールの首都。周囲にはペレンノール野が広がり、防壁であるランマス・エホールに囲まれています。

かつてこの都は「太陽の塔」の意であるミナス・アノールと呼ばれており、ゴンドール元来の首都オスギリアスを防衛するためのアンドゥイン西岸の砦でした。

これに対してアンドゥイン東岸にあった砦が「月の塔」の意であるミナス・イシルですが、第三紀2002年にミナス・イシルがナズグルに奪い取られてミナス・モルグルに変貌すると、ミナス・アノールは名をミナス・ティリスに改められました。

 

No0257 モリアの坑道

元来は「ドワーフの館」を意味するカザド=ドゥームと呼ばれて繁栄しましたが、廃墟となってからはその暗く底知れない地下空間とそこに潜む怪物達のために恐怖を伴ってモリアと呼ばれるようになりました。

ドワーフはミスリルを求めて、モリアの地を深く掘り進みすぎてしまい、そのため第三紀1980年、地下に潜んでいたバルログを呼び起こしてしまいます。

モリアの王であったドゥリン六世とその息子のナイン一世はバルログに殺され(ためにモリアのバルログは「ドゥリンの禍」と呼ばれるようになる)、生き残ったドワーフも、モリアを逃れて各地に四散し、以後モリアは、サウロンが送り込んだオークが徘徊する廃墟と化しました。

 

No0258 滅びの山

モルドールの火山で、サウロンの王国の心臓部。一つの指輪が造られた場所であり、フロド・バギンズが一つの指輪を破壊するために向かった目的地です。

第二紀1000年にサウロンはこの山のあるモルドールを本拠地に定め、その火を妖術や鍛造に利用し、1600年にサウロンはサンマス・ナウアで一つの指輪を完成させます。

サウロンがヌーメノールに連行されていた3262年から3319年までの間、この山は休止状態にありましたが、彼がモルドールに帰還して戦力を再建すると再び噴火し、最後の同盟の戦いでは3441年に滅びの山の山腹で最後の戦いが行われました。

第三紀2942年にサウロンはモルドールに帰還し、2954年に滅びの山は再び噴火。

指輪所持者の任務が達成されて一つの指輪が滅びの罅裂に投げ込まれると、滅びの山は大噴火を起こして火焔を放出し、巻き起こった嵐の中に没しました。

 

No0259 裂け谷

エルフの拠点であり、エルロンドの住まう「最後の憩」館があります。詳しくは以下の記事にて

裂け谷の話

 

No0260 ホビット庄

No0261 ホビット庄の段々畑

ホビットたちが住まい、自治を行っていた地域の名。詳しくは以下の記事にて

ホビット庄の話

 

No0262 平地

ピピンを連れてミナスティリスにたどり着いたガンダルフが描かれています。

 

No0263 平地

ホビット庄が描かれています

 

No0264 島

アンドゥイン川を下る旅の仲間が描かれています。

 

No0265 島

ヘンヌスアンヌーンとゴラムが描かれています。

 

No0266 沼

死者の沼地を進むフロド、サム、ゴラムが描かれています。

 

No0267 沼

湿地を進むアラゴルンとホビット4人が描かれています。

 

No0268 山

カラズラス峠を越えようとする旅の仲間が描かれています。

 

No0269 山

滅びの山を進むフロドとサムが描かれています。

 

No0270 森

ファンゴルンの森を進むアラゴルン、レゴラス、ギムリが描かれています。

 

No0271 森

ホビット庄周辺の森でホビット達を探すナズグルが描かれています。

コメント