MTG 指輪物語:中つ国の伝承 全カード解説6(0096-0114)

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ロードオブザリング

トレーディングカードゲームの元祖であるマジックザギャザリング(以下MTG)で指輪物語とのコラボシリーズである「指輪物語:中つ国の伝承」が発売されます。

そこで今回公式HPで公開されているイメージギャラリーから各カードが原作や映画のどの場面をモチーフにしているかの解説記事を書こうと思います。

カード画像は全て以下URLの日本語版公式ページから引用させていただきます。

『指輪物語:中つ国の伝承™』カードイメージギャラリー

 

No0096 モルドールの召集

サウロンの招集に応じるモルドールのトロルやオーク。

アラゴルン率いる西軍が黒門に迫った時、迎撃に向かうシーンだと思われます。

 

No0097 モルドールの投石機

ミナスティリス攻城戦で使われた投石機が描かれています。

ミナスティリスの城壁を投石で破壊したり、捕虜の首を送り返して都に恐怖を与えるためにも使われました。

映画3作目、王の帰還のペレンノール野の戦いで出てくるシーンです。

 

No0098 モルグルの刃による傷

風見が丘でナズグルに襲撃され、ナズグルの刃に刺されたフロドが描かれています。

映画1作目、旅の仲間の序盤で出てくるシーンです。

 

No0099 悲惨な最期

指輪戦争最後の戦いとなる水の辺村の合戦が決着した後、サルマンがグルマに刺されて殺された時のシーンです。

詳しくは以下の記事にて。映画では描かれていない場面です。

第三紀 大いなる年、水の辺村の合戦と指輪戦争の終結(3019年8月14日~3019年11月3日)

 

No0100 ナズグル

ナズグルは暗黒語で指輪の幽鬼の意で、黒衣をまとい黒馬にまたがった姿から黒の乗手とも呼ばれます。

かつて九つの指輪を手にした九人の偉大な人間たち。彼らは指輪によって人ならざる力を手に入れ、その盛時には強大な権勢を振るうに至りましたが、やがて現身の肉体を失って目に見えない存在となり、サウロンの意志と一つの指輪に従属する恐るべき幽鬼と化しました。

詳しくは以下の記事にて

ナズグルの話

 

No0101 灰色の軍勢の誓言

死者の軍勢とも呼ばれ、生前の彼らは、白の山脈付近に住む山々の人間と呼ばれる未開の民族でした。

イシルドゥアの招集を拒んだことで、呪いをかけられ、彼らは死を得ることができず、亡霊となってこの世に留まることを強いられ続けました。

詳しくは以下の記事にて

死者の軍勢の話

 

No0102 一つの指輪は、すべてを統べ

冥王サウロンが、他の力の指輪およびその所持者を支配するために作った指輪。

この指輪の力によって第二紀のサウロンは中つ国の大部分を支配下に置いて暗黒時代をもたらしました。

指輪には「一つの指輪は、すべてを統べ、一つの指輪は、すべてを見つけ、一つの指輪は、すべてを捕えて、くらやみのなかにつなぎとめる。」という文字が暗黒語で刻まれています。

詳しくは以下の記事にて

力の指輪の話

 

No0103 オークの弓使い

これは具体的にどのシーンのことなのかはわかりませんでした。

オークに関する基礎知識は以下の記事にて

オークの話

 

No0104 オークの薬

オークの酒、オークの飲み物とも呼ばれます。心身の活力をもたらすが、飲んだ感覚は燃えるようで不快なもので、オークにさらわれたメリー、ピピンが飲ませられました。

DVDのエクステンデットエディション版、王の帰還にはそのシーンがあります。

 

No0105 サムの捨て身の救出行

キリス・ウンゴルでシェロブに襲われて仮死状態になったフロドは、オークに連れ去られ、それをサムが救出に向かうシーンです。

映画3作目、王の帰還にて描かれています。

 

No0106 死人占い師、サウロン

モルドールに戻る前のサウロンは力を蓄えるため、ドルグルドゥアで死人占い師として身を潜めていました。

映画ホビットにて描かれています。

 

No0107 敵の影

滅びの山の亀裂で指輪を捨てることを拒んで指輪を嵌めたフロド。

それに一瞬で気付いたサウロンはすぐさまナズグルを向かわせました。

映画3作目、王の帰還で描かれています。

 

No0108 シェロブの待ち伏せ

ゴラムに騙されてシェロブの棲むトレヒウンゴルの洞窟に誘い込まれたフロドが描かれています。

映画3作目、王の帰還に出てくるシーンです。

 

No0109 うなる魔狼

中つ国に生息する凶悪な狼をワーグと呼びます。

映画2作目、二つの塔ではヘルム峡谷に避難するローハンを襲撃するシーンが描かれています。

 

No0110 ゴラムへの拷問

ゴラムはモルドールに捕らわれて、拷問を受けた末にホビット庄のビルボバギンズに指輪を盗まれたことを話してしまいます。

これによりホビット庄にナズグルが差し向けられました。

映画1作目、旅の仲間にて描かれています。

 

No0111 カザド=ドゥームのトロール

カザド=ドゥームはかつてのモリアの名。

旅の仲間がモリアを通る時に襲撃してきたトロールが描かれています。

映画1作目、旅の仲間で出てくるシーンです。

 

No0112 ウルク=ハイの狂戦士

ウルク=ハイは第三紀に現れた大型の兵隊オークのことで、普通のオークよりも大柄で力も強く、太陽の光に対する耐性もありました。

映画1作目、旅の仲間ではサルマンがアイゼンガルド地下の泥の中から生み出しているシーンが描かれています。

 

No0113 貪欲なる忌まわしき獣

ナズグルが乗り物としていた怪鳥。

ブルイネンの浅瀬で馬を失ったナズグルは、この獣に乗って空を舞うようになり、その巨大な翼が落とす影はナズグールのもたらす恐怖と合わさり、自由の民の士気を挫く大きな脅威となりました。

 

No0114 アングマールの魔王

ナズグルの首領であり、冥王サウロンの最も強力な召使でもあります。

詳しくは以下の記事にて

アングマールの魔王の話

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